ユーザーメンテナンス

給紙部ごとの印字位置の補正や印刷品質を改善させる設定など、本機の調整に関する設定項目を一覧で説明します。ここでの設定項目は、本機がオフラインのときに変更することができます。太字はお買い上げ時の設定です。
項目にアスタリスク(*)が付いているとき
*1」:オプションのペーパーフィーダーまたはSDカードの有無や他の設定内容によっては表示されません。
*2」:LBP443iのみ
*3」:LBP443i / LBP442 / LBP441のみ
 

印字位置調整

給紙部ごとに印字位置を調整します。印字位置を調整する
縦位置補正(手差し)
手差しトレイから印刷するときのタテ方向の印字位置を調整します。
-5.0 ~ 0.0 ~ +5.0(mm)
横位置補正(手差し)
手差しトレイから印刷するときのヨコ方向の印字位置を調整します。
-1.96 ~ 0.00 ~ +1.96(mm)
縦位置補正(カセット1~4) *1
給紙カセットから印刷するときのタテ方向の印字位置を調整します。
-5.0 ~ 0.0 ~ +5.0(mm)
横位置補正(カセット1~4) *1
給紙カセットから印刷するときのヨコ方向の印字位置を調整します。
-1.96 ~ 0.00 ~ +1.96(mm)
縦位置補正(両面) *3
両面印刷の 1 ページ目(オモテ面)に印刷するときのタテ方向の印字位置を調整します。2 ページ目(ウラ面)の印字位置は、印刷時の給紙部の設定に従います。
-5.0 ~ 0.0 ~ +5.0(mm)
横位置補正(両面) *3
両面印刷の 1 ページ目(オモテ面)に印刷するときのヨコ方向の印字位置を調整します。2 ページ目(ウラ面)の印字位置は、印刷時の給紙部の設定に従います。
-1.96 ~ 0.00 ~ +1.96(mm)

リカバリー印刷

紙づまりが起きたときやエラーが発生したときに、印刷が中断したページを再度印刷するかどうかを設定します。
しない
する

用紙長さ確認

用紙サイズが<フリー>に設定されている給紙部から印刷したときに、給紙された用紙の長さを確認するかどうかを設定します。<する>に設定すると、給紙された用紙の長さが印刷データと異なる場合、用紙サイズを確認するメッセージを表示して印刷が停止します。
しない
する
給紙された用紙と印刷データの長さの差が約 10 mm以内のときは、設定が<する>であってもメッセージは表示されず印刷を継続します。

用紙サイズ置換

A4とレターサイズの用紙を互いに代用して印刷するかどうかを設定します。<する>を選ぶと、「パソコンから印刷しようとA4用紙を指定したがセットされていなかった」というとき、代わりにレターサイズの用紙に印刷されます。
しない
する

転写調整モード

帯状に薄く印刷されたときは、この項目を<使う>に設定してください。
使わない
使う

特殊印字モードA

印刷した用紙にすじ状の汚れが付着するような場合には、この項目を設定してください。改善効果は<モード1>が最も弱く、<モード4>が最も強くなります。
しない
モード1
モード2
モード3
モード4
用紙の種類や使用環境を変えることで設定を変更しなくても、印刷した用紙にすじ状の汚れが付着しなくなることがあります。
改善効果を強くすると、印刷濃度が薄くなります。また、輪郭がはっきりしなくなったり、粗さが少し目立ったりすることがあります。

帳票用紙モード

<使わない>に設定したままお使いください。
使わない
速度優先1
速度優先2

加圧ローラークリーニング

本体内部のローラーを常にクリーニングする設定です。印刷終了後の動作音が気になる場合は<しない>にしてもお使いいただけますが、印刷した用紙に黒点状の汚れが付くことがあります。
しない
する
<する>に設定すると印刷完了後に動作音がしますが、故障ではありません。

ドラムクリーニング

印刷した用紙に細い横すじが入るような場合には、この項目を<する>に設定してください。
しない
する

SDカードメンテナンス *1 *2

SDカードにエラーが発生した場合や保存データをすべて消去したい場合に、初期化をすることができます。
フォーマット
SDカードの初期化を行います。SDカードに保存されているデータはすべて消去されます。

特殊印字処理

正しく印刷できないときに設定する項目がまとめられています。
用紙カール補正
印刷した用紙がカールするときは、カールが発生した給紙部を<する>に設定してください。
しない
する
<する>に設定すると、印刷速度が遅くなります。
<する>に設定したときは、サブ排紙トレイは使わないでください。
細線にじみ改善
印刷した線や輪郭がにじむような場合には、この項目を設定してください。
しない
モード1
モード2
<モード1>に設定すると、印字ムラが発生することがあります。
<モード2>に設定すると、印刷速度が遅くなります。
定着汚れ改善
印刷した用紙の表面や裏面に黒点状の汚れが付着するような場合には、この項目を<する>に設定してください。
しない
する
<する>に設定すると、線や輪郭がにじむことがあります。
<する>に設定しても改善されない場合は、定着器をクリーニングしてみてください。定着器

バーコード調整モード

印刷したバーコードが読み取れない場合には、この項目を設定してください。改善効果は<モード1>が最も弱く、<モード3>が最も強くなります。
使わない
モード1
モード2
モード3
調整を行うと、線が細くなることがあります。
<モード3>に設定すると、印刷速度が遅くなります。

ファームウェア更新

本機のファームウェアをバージョンアップします。

給紙方法切替 *3

ロゴマーク付きの用紙に印刷するときに設定します。通常、ロゴマーク付きの用紙を印刷するときは、片面印刷と両面印刷でセットする用紙のオモテ/ウラを変更しなければなりませんが、<印刷面優先>に設定すれば、いずれの場合もロゴマーク面がウラになるようにセットするだけで済みます。詳細については、ロゴなどが印刷された用紙をセットする を参照してください。
速度優先
印刷面優先

スタンバイ時温度調節

しばらくの間データを受信していないと、本機の内部温度が低下して、次に印刷を開始するのに時間がかかる場合があります。<する>に設定しておくと、待機時も内部温度が保たれるので速やかに印刷できるようになります。
しない
する
<する>に設定すると、待機時の消費電力が増加します。

ジョブ一覧表示

操作パネルの (ジョブ確認/中止)を押したときに、印刷中や印刷待ちのデータを一覧表示するかどうかを設定します。
しない
する
<しない>に設定した場合に、(ジョブ確認/中止)を押すと、現在印刷中の文書を中止します。

普通紙L調整モード

[普通紙L]または[普通紙L2]で片面印刷しているときに紙づまりが発生する場合は、この項目を設定してください。改善効果は<モード2>が弱く、<モード3>が強くなります。<モード1>を選ぶと、環境に応じて自動調整します。
しない
モード1
モード2
モード3
お使いの環境や設定によっては、印刷した画像の荒さが目立つことがあります。そのときは<しない>に設定してください。

普通紙L両面調整モード *3

[普通紙L]または[普通紙L2]で両面印刷しているときに紙づまりが発生する場合は、この項目を<使う>に設定してください。ただし、印刷速度が遅くなります。
使わない
使う

給紙不良改善 *2

LBP443iのみに効果があります。お使いの用紙によっては、用紙が正しく送られないことがあります。その場合は、この項目を<する>に設定すると、改善されることがあります。
しない
する
<する>に設定すると、印刷速度が遅くなります。
白紙で排紙される(何も印刷されない)場合も、この項目を<する>に設定すると、改善されることがあります。

インポート/エクスポート

本機に登録されているデータや各種設定値などを書き出して(エクスポート)、USBメモリーまたはSDカードに保存できます。もちろん、書き出したデータは読み込む(インポート)ことができます。また、同一機種間であれば、本機から書き出したデータを他機で読み込んだり、他機のデータを本機で読み込んだりすることができます。
USBメモリーとSDカードの両方が取り付けられているときは、USBメモリーに対してインポート/エクスポートが行われます。
本体右側面のUSBメモリーポートと本体背面のUSBポートのどちらも使用できます。両方のポートにUSBメモリーが接続されているときは、右側面のUSBメモリーポートに対してインポート/エクスポートが行われます。
USBメモリーのフォーマット形式は FAT32 のみに対応しています。パーティションで区切られているものや、データが暗号化されているものは使用できません。

トナー交換予告時期

トナーカートリッジ残量が少なくなったときのメッセージの表示タイミングを変更する場合に<カスタム>に設定します。
デフォルト
カスタム

トナー交換予告時期指定 *1

<トナー交換予告時期>を<カスタム>に設定したときに、メッセージを表示するタイミングを設定します。
19XA-05H