宛先の登録

アドレス帳とは、Eメール、ファクス、Iファクス、ファイルサーバーなどの送信先を登録しておくことのできる機能です。アドレス帳は宛先表1~10、ワンタッチにグループ分けされており、宛先表に1600件、ワンタッチに200件、あわせて最大で1800件まで送信先を登録できます。アドレス帳に送信先を登録することで、送信するたびに送信先を入力する手間が省けます。また、自分のEメールアドレスを登録しておけば、Eメールの返信アドレスを指定することもできます。
アドレス帳に送信先を登録しておくことで、送信するたびに宛先を入力する手間が省けるほか、各種の設定を行う際、送信先をアドレス帳から選択できます。
登録できる宛先の種類は次のとおりです。

Eメール

Eメールアドレスを登録できます。
ディレクトリーサーバー(LDAP)から検索して取得したEメールアドレスも登録できます。

ファクス

ファクス番号やFコード、パスワードなどを登録できます。
ディレクトリーサーバー(LDAP)から検索して取得したファクス番号も登録できます。

Iファクス

Iファクスアドレスやモード選択、相手先の条件などを登録できます。
ディレクトリーサーバー(LDAP)から検索して取得したEメールアドレスを、Iファクスアドレスとして登録することもできます。

ファイル

読み込んだ原稿をファイルサーバーに保存するための、プロトコルやホスト名、フォルダーへのパスなどを登録できます。
SMBまたはWebDAVサーバーとして外部公開されている他のimageRUNNER ADVANCEシリーズのアドバンスドボックス内のフォルダーを、送信宛先として登録することもできます。

グループ

グループは複数の種類の送信先を1つにまとめて登録できます。また、グループ登録した複数の送信先を用途に応じて使い分けることができます。

メモ
宛先はそれぞれが1件として扱われるため、グループ宛先にEメールが登録されている場合は、グループ、Eメールの2件として扱われます。同様に、グループ宛先にファクスが登録されている場合は、グループ、ファクスの2件として扱われます。
Eメール、ファクス、Iファクス、ファイルサーバー、グループの宛先やグループ宛先を登録できます。
アドレス帳に登録した宛先は、コンピューターのファイルに保存したり、ファイルから読み込んで本製品に登録できます。宛先を保存する方法は、「宛先表を読み込む」を参照してください。
アクセス番号管理をするときは、[宛先設定](設定/登録)で、[アドレス帳のアクセス番号管理]を「ON」に設定しておきます。(→アドレス帳をアクセス番号で管理する)
アクセス番号管理をしている場合で、登録に必要な項目が入力されていないときは、その項目を入力する画面が表示されます。
アクセス番号は7桁まで登録できます。7桁に満たない場合は次のようになります。
例:「321」と入力→「0000321」と設定されます。
「0」、「00」のような「0」だけの連数字をアクセス番号として登録することはできません。また、「02」、「002」のように「0」から始まる番号を入力した場合は、「0」の入力は認識されず「2」と入力したときと同じ「0000002」として設定されます。
新規宛先をグループ宛先に登録することはできません。宛先はあらかじめアドレス帳に登録しておく必要があります。
グループ宛先には、異なる宛先表に登録されている宛先は登録できません。
ファイルサーバーへ送信するときの設定の例については、「ファイルサーバーの設定」を参照してください。
アドバンスドボックスについては、アドバンスドボックスを備えた他のimageRUNNER ADVANCEシリーズの取扱説明書を参照してください。
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